AmazonはKindleストアにて、科学雑誌「Newton」のKindle版を150円に値下げして販売するセールを開催しています。対象の書籍は180冊以上となっているようです。
Newtonは現在、経営破たんという厳しい状況ですが、今後も科学雑誌「Newton」は刊行を継続していくとの発表もされています。今回のセールはこれらについて激励の言葉がかけられたことに感謝して行われるとのことです。
科学雑誌『Newton』へのたくさんの激励のお言葉に感謝しまして,Kindle版Newton「150円セール」を開始しました。期間は本日より2/28までの予定です。通常価格324円〜972円のところ,150円(税込)で販売いたします。【一部タイトルが非対象ですのでご注意下さい】
— 科学雑誌Newton(ニュートン)公式 (@Newton_Science) 2017年2月23日
セール期間は2017年2月28日(火)までの予定となっています。一部対象外もあるようですが、通常価格324円〜972円の雑誌が150円で購入できるチャンスなので、この機会に是非どうぞ。
Newton 1時間でよく分かる! 超ひも理論
超ひも理論(超弦理論。superstring theory)によると,人間の体も,あなたが今読んでいる『Newton』の紙やインクでさえも,あらゆるものは,細かく分割していくと,最終的にきわめて小さな「ひも」にたどりつくと考えられている。“自然界の最小部品”はひも,というわけだ。
Newton よくわかる 時空
時空とは,時間と空間のことです。物理学では,時間と空間は,分けて考えることができず,“一体のもの”として考える必要があるといいます。そのため,時間と空間をまとめて,「時空(space-time)」とよぶのです。しかも,時間の流れは,遅くなったり速くなったりしうるものであり,空間は伸びたり縮んだり,曲がったりしうるものだとされます。何とも不思議な話ですが,現代の物理学は,このような考えを土台として成り立っているのです。
Newton 統計の威力
「どちらのデザインのほうが,お客さんに好まれるだろうか」「世間の人々は,この問題についてどう考えているのだろう」世の中には,直感では判断できない問題がたくさんある。このようなとき,力を発揮するのが「統計」だ。たとえば,多くの企業が,どのデザインやキャッチフレーズが有効なのかを知るために「ランダム化比較実験」を行っている。また新聞社は,「世論調査」を元に,ごく一部の人々の意見から1億人の考えを推測している。統計は,世の中のさまざまな問題を解決する「意思決定のための数学」なのだ。
Newton 色と光の科学
この世界は,実にカラフルだ。食卓には色とりどりの野菜が並び,空は朝焼け,青空,夕焼けと色合いを変える。あるいは,フェルメールの名画や,江戸時代よりつづく焼き物,ルビーやサファイアなどの宝石で装飾された工芸品といった美術品の色には,心をうばわれる。「色」とは,いったい何なのだろう。この特集では,物理学や化学,生物学の側面から,色彩を科学的に探っていく。